あなたは、他のドライバーの運転を見て、どのくらいエコドライブをやっていると感じますか?
平成28年8月に内閣府が行った世論調査の結果によると、国民の94.2%が何かしらのエコドライブに取り組んでいると回答しました。
しかし、多くの車がスピードを出していたり、車間距離をつめていたり、自分勝手に走っているように見えませんか。
ここに面白い調査結果があります。平成29年にある県で実施された交通安全意識に関する調査です。県民1,403人に対して、自分自身の運転マナーに対する評価を聞いたところ、無回答を除いたほぼすべてとなる96.3%の人が「普通」「どちらかといえば良い」「非常に良い」と答え、ほとんどの人が自分の運転マナーを普通か、それ以上と考えていることがわかりました。自分の運転マナーが悪いと考えている人はわずか3%しかいませんでした。
それに対して、他人の運転マナーへの評価では34.1%の人が「どちらかといえば悪い」「非常に悪い」と回答しました。
つまり、多くの人が他人の運転マナーを良いとは思っていないのに、自分の“運転マナーは良い”と思っているのです。実際にはどうなのでしょう。
実は、このギャップこそがエコドライブをもっと改善できる余地ということです。
なぜなら、自分の運転を良いと思っていても第3者から見ると、まだまだ直すべきところがあるからです。
神奈川県警の安全センターで適性検査担当をされていて、主任交通心理士でもある菅野裕さんは講演で「自分の運転が大丈夫と思っている人は危ない。普段危険な運転をしていてもそれが普通だと思ってしまっているところに落とし穴がある」ということを話しています。
自分ではエコドライブはできている。これ以上燃費を良くすることはできない。他のドライバーより燃費が悪いのは、交通状況や積荷の重さ、車の年式の違いによるものだと思っていても実際の運転を見てみたら、まだまだ改善できる点がたくさん見つかるなんてことがよくあります。
すでにエコドライブに取り組まれている方であれば、自分では気づいていないその部分を改善することで、さらなる燃費向上、安全性向上、そして利益の向上に貢献することができます。
トラック100台の会社であれば、あと5%燃費を改善するだけで、月60万円の利益向上も可能です。※1
さらに、まだエコドライブに取り組まれていない会社であれば、その5倍の利益向上も可能になります。
課題は自分では気づいていない”その部分”をどうやれば改善できるのかということです。
上司が同乗してチェックしても良いでしょう。
しかし、ここでポイントとなるのは、その上司の”運転技術”と”指導技術”がいかなるものかということです。
なぜなら、運転を指導する場合、その基となるのは自分自身の運転だからです。
「自分だったらもっと早くアクセルをはなすのに」とか「自分だったらもうちょっと早くギアを変えるのに」という観点で運転指導することになります。
つまり、指導する側の運転レベルまでしか向上させられないということになります。
また、自分で上手に運転するのと違い、教えることにも技術が必要です。
そこで、優れた運転技能と教育知識を持ったエコドライブ専門のコンサルタントが指導を行うことで、これらの課題解決が可能になります。
エコドライブは、多くの企業が導入し利益向上に成功している、効果の実証された取り組みです。導入が早ければ早いだけ利益向上に貢献できます。
反対に、導入に躊躇すれば、本来は得られるはずだった利益を見す見す手放すことになります。
そうならないためにも、今すぐ導入をご検討ください。
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