エコドライブを実践するための10のポイントを
エコドライブ研究所独自のわかりやすい視点で解説する「きょうのワンポイント」。
今回は
【いつもより1秒早くペダルから足をはなしてみましょう!】
です。
ペダルとは何か?
と思われた方もいると思います。
ブレーキペダル?
アクセルペダル?
どっち?
答えは両方です。
とても簡単です。
たった1秒ですから。
ここまで読むのにすでに10秒以上は経っているでしょうから。
それに比べても10分の1。
たったの1秒。
それで何が変わるのか?と思われます?
燃費も安全性も大きく変わります。
たった1秒のことでガソリン代を節約し、より安全に運転できるようになるのであれば、試してみようという気になっていただけたのではないですか?
少し説明が長くなりますが、読み終わったらすぐにでも実践できることですので、ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです。
それでは、まずオートマ車にもマニュアル車にも共通する「アクセルペダル」から。
アクセルペダルから足をはなすときというのは、どんなときですか?
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そう、元々は踏んでいるところから“はなす”わけですから、走っているときです。
想像してみてください。
ハンドルを握り、時速40キロで片道一車線の道路を走っています。
そこそこの交通量があります。
あなただったら、どんなタイミングでアクセルペダルから足をはなしますか?
そんなこと考えたことない?
前の車との車間距離が詰まったら?
前の車のブレーキランプがついたら?
信号が赤になったら?
危なくなったら?
どれでもいいです。
いつもより1秒だけ早く。
アクセルから足をはなしてみてください。
たったこれだけで燃費は改善し始めます。
最初のうちは毎回意識する必要があるので、ちょっと面倒に感じるかもしれません。
でも、たったこれだけでエコドライブはスタートします。
つまり、心のゆとりが生まれ始めます。
それでは1秒前とは、具体的にどういうことでしょう?
例えば、
普段は前との車間距離が10mくらいになったときに離しているとします。
それであれば10mになる1秒前に。
普段は前の車のブレーキランプがついてから離しているのであれば、その1秒前に。
信号が赤になる1秒前に。
危なくなる1秒前に。
アクセルから足をはなしてみてください。
ちょっと疑問が浮かびませんでしたか?
前の車のブレーキランプがつく1秒前って?
信号が赤になる1秒前って?
信号が赤になる1秒前は簡単ですよね。
そう、黄色信号がそのときです。
では前の車のブレーキランプがつく1秒前は?
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それは予測するしかありません。
どうやって?
前の車の、その前の車や、その先の交通の状況を見るのです
そして前の車がブレーキを踏む前にアクセルをはなすようにしてみてください。
この先読みによる早めの動作が、心のゆとりの一つになります。
たった1秒で変わります。
難しいことは何もありません。
なぜなら、まだ免許を持っていない教習生でもできることなのですから。
ぜひ試してみてください。
そして慣れてきたら、2秒早く、3秒早くできるようにしてみてください。
さらにゆとりが生まれるはずです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます!
ブレーキペダルについては、次回お伝えします。
お楽しみに。
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