一連の研修会で
78%が優良ドライバーという安全な組織に変化
令和4年2月から3月末にかけて、埼玉県環境科学国際センター(CESS:Center for Environmental Science in Saitama)にて研究員および事務職員の方々向けに、複数回にわたる安全運転研修会を実施しました。
この研修会は、業務中の運転および通勤時における交通事故防止対策を目的として自動車を利用する49名の職員さまに対して実施されたものです。
実施内容は、対象者全員の運転レベルの計測(全3回)、座学研修、ワークショップを織り交ぜて行なわれました。
■研修内容
1.運転レベル計測(1回目)
1)参加者の現状の危険度レベルを専用の機器を使い計測し数値化
2.座学研修
1)各自が自分の運転レベルを知る
2)エコドライブのメリットを知る
3)運転レポートにより各自の詳細な情報のフィードバックを受ける
3.運転レベル計測(2回目)
1)座学研修の内容を踏まえ、各自が自分の運転に工夫を加える
2)参加者の危険度レベルを専用の機器を使い計測し数値化
4.ワークショップ
1)各自が変化した自分の運転レベルを知る
2)エコドライブについて議論を行い理解を深める
3)運転レポートにより各自の詳細な情報のフィードバックを受ける
5.運転レベル計測(3回目)
1)ワークショップの内容を踏まえ、各自がエコドライブを実践する
2)参加者の危険度レベルを専用の機器を使い計測し数値化
3)運転レポートにより各自の詳細な情報のフィードバックを受ける
この研修会のメリットは、一般的に行われている1回限りの座学研修や実技研修とは異なり、一定の期間、複数回に渡りエコドライブ、安全運転を意識する機会を提供することで、エコドライブ、安全運転が定着しやすくなり、より高い効果を得られることです。
実際には、初回計測の時点では運転レベルが優良ドライバーである割合は全体の20%でしたが、2回目の計測時点では、全体の4分の3となる75%の方が優良ドライバー判定となりました。
最終的には78%が優良ドライバーという安全な組織へと変化しました。
研修各回の質疑タイムには、さすが研究員!といった鋭い質問が多く上がり、講師としても勉強になる研修会でした。
エコドライブを地域に浸透させたいとお考えの自治体ご担当者さま、社内に浸透させたい経営者の方、車両管理、安全運転管理のご担当者さま。
講演のご依頼など、お気軽にエコドライブ研究所にお問い合わせください。
■ご担当者さまの声
https://www.i-ecodrive.jp/2022/03/31/voice20
https://www.i-ecodrive.jp/2022/07/01/voice21
埼玉県環境科学国際センターホームページ
https://www.pref.saitama.lg.jp/cess/index.html
公式フェイスブックページ
https://www.facebook.com/saitama.kankyokagaku
公式インスタグラム
https://www.instagram.com/cess.saitamaken/