【レポート】COOL CHOICE セミナー in さいたま

今さら聞けない地球温暖化|エコドライブ研究所

今さら聞けない地球温暖化
~基礎から話題のテーマまで~

2018年2月25日に大宮のソニックシティにて開かれた、さいたま市さま主催の「COOL CHOICE セミナー in さいたま」にてエコドライブ研究所の福田代表が基調講演を行いました。

 

今回の講演は、地球温暖化防止コミュニケーターとして、地球温暖化の基礎的な知識からSDGsなど話題のテーマまで、初心者でも一から分かる内容でお話させていただきました。

 

2015年、世界は地球温暖化に歯止めをかけるためパリ協定に合意し「世界的な平均気温上昇を産業革命以前に比べて2℃よりも十分低く保つとともに、1.5℃に抑える努力を追求すること」を、世界共通の目標として現在も取り組んでいます。

 

そして昨年公開された「1.5℃特別報告書」によって、気温上昇を2℃ではなく1.5℃に抑えることで、被害を半分程度にできる可能性が公表されました。

たった0.5℃の違いですが、地球にもたらされる気候変動の影響は大きく違うことがわかりました。

 

日本政府は、国民一人ひとりに地球温暖化対策に資する商品、サービス、ライフスタイルなど「賢い選択」を促す国民運動「COOL CHOICE」を展開しています。

COOLCHOICEセミナー|エコドライブ研究所
COOL CHOICEとは私たちが地球温暖化対策に資する賢い選択をすること

わたしたちエコドライブ研究所が薦めるエコドライブは、まさに地球温暖化対策に資するライフスタイルのひとつです。

家庭から排出されるCO2の15%は自動車からのものです。会社員でも公務員でも団体職員でも、家庭部門の一員であることには変わりありません。

エコドライブは、いつでも、どこでも誰にでも簡単にできる取り組みです。ぜひ、あなた自身もエコドライブに取り組むと同時に、一緒にエコドライブの輪を広げていきましょう。

環境省ではCOOL CHOICEへの賛同署名を募集しており、2019年1月31日時点で6,235,764人が賛同しています。

あなたは、もう賛同しましたか?
賛同署名はこちらから(COOLCHOICE公式ページ)
↓ ↓ ↓

https://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/lets_coolchoice_entry/new/

講演SDGsの解説|エコドライブ研究所
SDGs(エスディージーズ)とは世界が合意した持続可能な開発目標のこと

いま地球温暖化により、当たり前の日常が失われつつあります。

米の収穫量は減り、みかんやトマトは病気になりやすくなり、これまではなかった感染症が流行ることも危惧されています。

そして桜の開花は早まり、紅葉や初雪は2週間以上遅くなっています。つまり夏が長くなっているということです。このまま温暖化が進むと21世紀末には3日に1度が30度以上の真夏日になると予想されています。

昨年、熱中症で亡くなられた方は全国で159名。日本各地で発生した土砂災害などにより命を失われた方は161名。これは昨年の埼玉県内での交通事故死者数175名にも匹敵する数です。

自動ブレーキなどにより自動車の安全性が向上してきていることを考えると、夏の暑さや自然災害によって命を落とされる方と、交通事故死者数が逆転するのも時間の問題かもしれません。

しかし、それではいけません。

人の命を守るためには、交通事故対策だけでなく温暖化対策も必要だということです。

そのどちらにも同時に貢献できる取り組みが、わたしたちが薦めるエコドライブです。