こんにちは。
エコドライブ研究所の福田です。
ブログでお伝えしているワンポイント
少しだけでも実践していただけましたか？
前回のワンポイントをご覧になりたい方はこちら
↓ ↓ ↓
もう一度お聞きします。
エコドライブ、してくれましたか？
「わたしが乗っているのはエコカーだから
エコドライブをしなくても大丈夫！」
とか、
「エコカーに乗ることがエコドライブじゃないの？」
なんてことを言う方がいますが
実はこれ
どちらも、よくある誤解なんです。
もし、こう思っていたなら
後で恥ずかしい思いをしないよう
最後までよく読んでいただくことをおすすめします。
このように思っている方、結構お見かけします。
この誤解を解かなくては、
世にエコドライブは広まらないと思いますので、
詳しく解説しますね。
最後までお付き合いください。
ではまず、エコカーとは何なのか？
エコカーとは、
ざっくり言うと、
燃費の良いクルマや
電気や水素やバイオ燃料で
走るクルマのことを言います。
エコドライブについては前回
「運転に心のゆとりを与えてくれるもの」
とお伝えしました。
あいまい過ぎて、それって何なのよ！？
と思いましたか？
失礼しました。
国のお堅い言い回しを引用すると
「環境負荷の軽減に配慮した自動車の使用」
ということになります。
つまり
- エコカーは車のこと
- エコドライブはその使い方のこと
ということがわかりますね。
ですから、エコカーを普通に運転していては
エコドライブではありません。
別の例で言うと
「うちのエアコンは省エネ家電だから節電する必要はないわ」
と言って、
夏場に18℃設定で
キンキンに部屋を冷やしているのと同じですね。
これは、ダメですよね。
エコカーも同じです。
元々、燃費の良いクルマであっても
その使い方（運転の仕方）次第で
燃費は大きく変わります。
そして乗り物は何であっても
運転に心のゆとりが生まれるのが
エコドライブです。
「そんなこと言ったって、
エコカーでどのくらい燃費が変わるのよ？」
と思われる方。
ぜひ、こちらの記事をご覧ください。（日経電子版）
↓ ↓ ↓
https://style.nikkei.com/article/DGXKZO16841770V20C17A5W11301/
私が日経新聞の記者である大久保さんに
トヨタプリウスを使って
ハイブリッドカーのエコドライブ講習を行った結果です。
燃費は1リットル当たり
22.5キロメートルから35.3キロメートルになり
約57％向上しました。（※）
同じ1リットルのガソリンで
走れる距離が12.8キロメートルも違ったのです。
10リットルで128キロの差が出るということです。
給油する回数も相当な違いになりますね。
都庁と湘南海岸を1回多く往復できるわけですから。
大久保さんは講習後
都内をレンタカーのトヨタアクアで
1リットル当たり29.4キロメートルで運転した
と書かれています。
都内で運転されている方（都内でなくても）
トヨタのハイブリッドカーアクアで
記者の大久保さんのように
1リットル当たり29.4キロメートル
という燃費の運転ができていますか？
東証マザーズ上場企業の
株式会社イードさんが運営する
燃費投稿サイト“e燃費”によると
記事が書かれた当時の同型アクアの
一般の方の平均燃費は23.51キロです。
大久保さんの方が25.1%も良い燃費です。
給油回数で言うと、
大久保さんが4回給油をする間に
一般の方は5回も給油しているということです。
これは、時間もお金も損をしていますね。
ガソリンスタンドに行って給油する時間、
そして支払うガソリン代。
記事の最後に大久保さんはこのように言っています。
集中力が高まり、なおかつ楽しい。
エコ運転は安全運転。
それを実感できたことが最大の成果だった。
エコドライブは事故を減らします。
やはり、心にゆとりができるということですね。
私にできるかしら？
と思われた方。
大丈夫です。
心配いりません。
難しいことは何もありません。
簡単なことから少しずつ試してみてください。
急に完璧なエコドライブはできません。
それは、私も一緒でしたから。
（※）マニアックな話になりますが、路面温度、気温、エアコン設定、バッテリー残量等の条件は同一で計測しましたので、純粋に運転テクニックのみで向上した値です
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
【きょうのワンポイント】
いつもより1秒早くペダルから足をはなしてみましょう！第2段
（オートマチック車のブレーキ編）
くわしくは、こちらからどうぞ
↓ ↓ ↓